【マラウイニュース】20万世帯を電化するプロジェクトが3月に展開

Project to electrify 200 000 households, rolls out March

2022年3月10日 | THE NATION

エネルギー省によると、世界銀行が出資するマラウイ電力アクセスプロジェクト(Meap)は、太陽光発電へのアクセス向上を目的としており、約200,000世帯が恩恵を受けると予想されている。

9日、同省のスポークスマンがインタビューに応じ、このプロジェクトは、対象となるオフグリッドソーラー企業に資金を提供し、農村部に到達することが期待されており、3月11日にリロングウェで展開される予定だと述べている。

彼女は、2年間のプロジェクトは遠隔地や農村部で実施され、小規模ビジネスの拡大を確実にするために、対象となるオフグリッドソーラー企業に1400万ドル(約K140億)の資本融資を行う予定であると述べている。

マラウイ電力供給公社(Escom)とエネルギー省が実施するこのプロジェクトは、国内の太陽光発電へのアクセスを向上させ、対象となるオフグリッドソーラー企業を育成し、太陽光発電市場を活性化するものである。
「2024年6月4日までに、対象となるオフグリッドソーラー企業が、遠隔地や農村部のすべての対象世帯に届くように計画しました。」と話している。

昨年11月、Escomは、マラウイ政府が世界銀行から調達した1億5000万ドル(約K1550億)の融資に署名し、より多くのマラウイ国民を送電網に接続するための配電網を強化している。

Escomは声明の中で、1億5000万ドルの融資のうち、電力供給会社が1億500万ドル(約860億円)を負担し、残りの4500万ドル(約K370億)はマラウイ政府の負担になると述べている。
「マラウイ電力アクセスプロジェクトは、マラウイ政府が電気を利用できる人々の数を増やすために準備した介入策である」とEscomは伝えている。

一方、エネルギー省によると、このプロジェクトにより、国の長期開発計画である「マラウイ2063」に沿って、電力普及率を現在の11%から30%に高めることが期待されるという。

このプロジェクトにより、Escomは、現在の6万人から年間約9万人の顧客を接続することになる。
アフリカ経済委員会の最近の調査によると、マラウイと他のアフリカ4カ国は、電力アクセスが停滞または逆転していることが判明している。

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