【マラウイニュース】外貨資金切れ

Malawi runs out of forex

2022年3月26日 | Malawi 24

マラウイでは外貨不足が続いており、マラウイ中央銀行(RBM)は、タバコの販売で得た外為の30%を直ちに銀行に売却するよう要求している。

RBM総裁は、オークション・ホールディングス・リミテッド(AHL)の最高経営責任者への書簡で、マラウイにおける外国為替の供給が逼迫していることに言及している。

総裁によると、外貨不足に対処するため銀行は「輸出代金の引き渡し義務」を導入した。

この政策に基づき、RBMはAHLに対し、タバコのオークション会場で発生する外貨の30%を直ちに中央銀行に売却するよう要求している。
RBMは、現行の公定歩合で外国為替を購入する予定となっている。
「さらに貴社は、毎週、タバコの販売量とRBMに売却した外貨の量を詳述した報告書をRBMに提出することが要求されます」と、総裁は2022年3月24日付けの書簡で述べている。

2022年のタバコ販売時期は、3月31日にリロングウェの市場を皮切りに、4月5日にリンビの市場が開始する予定となっている。

タバコはマラウイにおける主要な外貨獲得源となっている。
昨年は、すべての種類のタバコ1億2370万キログラムの販売により、1億9710万ドル(約K1600億)を得ている。

2020年、マラウイは1億1400万キログラムのタバコを販売し、1億7497万ドル(約K1430億)の収入を得ていた。

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