【マラウイニュース】中国の医療チームがマラウイの重要な保健医療サービスを支援

Chinese medical team aiding Malawi’s critical health services

2021年1月11日 | Nyasa Times

ムズズ中央病院院長は、マラウイ第3の都市ムズズとその周辺地域の患者や住民に質の高い医療サービスを提供することを使命としている。
しかし、200万人を超える人々に医療サービスを提供しようとする院長の努力は、医療機器、医薬品、医師の不足によって継続的に妨げられている。

「ムズズ中央病院やマラウイ全体では、重要な手術を行う専門医が不足しており、これは質の高い医療サービスを提供するために私たちが直面している課題の1つです」と院長は述べている。

2008年以来中国の陝西省から医師、外科医、麻酔医、小児科医、婦人科医、産科医、放射線科医からなる中国医療チームが派遣され、首都リロングウェのカムズ中央病院と同様に当施設に配属されており、院長は安心をしている。

来日した中国人医師らは、日常的な患者ケア、関連する処置、外科手術のほか、病棟回診、朝礼、引き継ぎ会などに参加し、診療の補助を行っている。
また、医師たちは、症例検討、処置の実演と説明、正式なトレーニングセッション、新しい技術や手法の紹介などを通じて、実地訓練を行っている。
院長によると、中国の医療チームは病院の専門医の不足をカバーしており、国がより多くの医師の育成に取り組む中で、彼らが継続することを願っていると伝えいてる。
医療団は1年以上前から医療支援を行っている。

中国政府はマラウイの医療・保健分野への支援も積極的に行っており、つい最近も2021年12月にムズズ中央病院が中国の医療支援を通じて最新鋭のコンピューター断層撮影装置(CT)を受け取っている。

最近、中国の駐マラウイ大使は、両国間の継続的な協力の一環として、自国がマラウイの医療部門を支援することを約束すると述べている。
最近のデータによると、これまでに8回派遣された中国医療チームは、ムズズ病院とカムズ中央病院で88,100人の外来患者と114,800人の入院患者を訪問し、合わせて27,200件の手術を完了したことが公開されている。

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