【マラウイニュース】コレラ:マラウイで100件の感染例と5人の死亡を記録

Cholera: 100 cases, five deaths recorded in Malawi

2022年5月4日 | Malawi 24

保健省によると、マラウイでは今年2月以降、100人のコレラ患者と5人の死者を記録している。

これは4日、同省が発表した声明による。

これまでに、ブランタイヤ、ンサンジェ、ネノ、チクワワ、マチンガの5つの県で被害が発生している。

マラウイでの最初の感染者は、2022年2月28日にマチンガ県病院で報告されたが、バラカ県の住民だった。

その後、2022年3月14日にンサンジェ県病院で次の症例が報告されている。

この病気は危険で、適切な予防と対策が行われないとすぐに広がり、多くの死者を出す可能性があるが、病気の兆候や症状を示す人に素早く対応すれば、誰も死ぬことはないと考えられている。

コレラの症状には、軽いものと重いものがある。
重い症状としては、水様性の下痢、嘔吐、脚のけいれんなどがあり、このような場合、体液が急速に失われるため、脱水症状やショック状態に陥る可能性がある。
治療しなければ、数時間で死に至ることもある。

脱水は急速に進むので、体液の補給は不可欠である。
もし経口補水液(ORS)があれば、すぐに飲み始めれば命を救うことができる。
自宅でも、治療を受けるための移動中も、ORSを飲み続けなければならない。
乳児が水様性の下痢をしている場合は、母乳育児を続けることとなる。

自分自身や家族の誰かがコレラに感染しているかもしれないと思ったら、すぐに医療機関を受診することをお勧めしている。
「コレラ菌に汚染された水を飲んだり、食べ物を食べたりすることで、コレラに感染する可能性があります。この病気は、下水や飲料水の処理が不十分な地域で急速に広がる可能性があります」と同省は伝えている。

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