【マラウイニュース】さらなるデモに備えよ

‘Brace for more demos’

2022年3月5日 | THE NATION

リロングウェで金曜日に行われたデモを組織した個人グループである「不処罰と汚職に立ち向かう市民」(CAIC)は、国内の高レベルの不処罰と組織的腐敗と戦うことを目的とした一連の無期限抗議行動にまもなく着手することを発表している。

主催者の一人は、金曜日、首都で行われた平和行進の後、リロングウェ県コミッショナー(DC)に嘆願書を届けたときにこの宣言を行っている。

この抗議は、汚職防止局(ACB)の局長を名誉毀損で法廷に引きずり出した実業家に対する座り込みを行おうとしたグループのデモを、今週初めにキャンセルしたDCを標的にしたものである。その実業家は、汚職問題でマラウイと英国で捜査を受けている人物の仕事仲間である。

ACB長官が、ある判事が保釈申請の審理に先立って実業家から金銭を受け取ったとする音声が流出したことを受け、捜査中の実業家は長官を訴えている。

この実業家は、この音声から発せられる中傷の疑いに対して損害賠償を要求している。

デモ主催者は、同グループが、国内の接待に対する闘いを挫折させている疑いのある個人と組織のためにデモを行う予定であると集会で話し、DCに、計画中の抗議行動を妨害することはやめるように警告した。

彼は、同グループがターゲットとする人物として、公訴長官や実業家などの個人を挙げ、また、名前を挙げなかったが、閣僚や上級の国家公務員も数名挙げている。
「私たちは、あなたが間違った側に立つことを警告するためにオフィスを訪れました。今日から、国の汚職に対処しようとする市民の努力を決して邪魔しないよう、あなたの事務所にお願いします。この戦争でもしあなたが人々の側にいることができないなら、あなたは国家の敵です。」と話している。

これに先立ち、リロングウェの旧市街では、デモ隊が商店などの営業を停止させ、午後遅くまで閉鎖されたままとなった。

警察とデモ隊は何度も衝突し、警察はDCの事務所に向かう途中、いくつかの店や事務所に投石する手に負えない群衆に催涙弾を発射している。

その際、警察官1人が負傷し病院に運ばれており、デモの主催者は、この不幸な出来事について謝罪している。

また、エリア3周辺では、暴力的なデモ参加者が逃げ惑い、警察に取り押さえられる場面も目撃されている。

嘆願書を受け取った後、DCは平和的な抗議活動を行った主催者に感謝し、嘆願書で提起された問題に取り組むことを約束している。
「皆さんが提起してくれた問題には必ず対応することを約束します。」

マラウイニュースメルマガ登録

メルマガ限定配信のマラウイ超ローカルニュースが無料で受け取れます

マラウイ・アフリカ・国際協力に興味があったら登録しよう!

プライバシーポリシーについてはこちらを確認してください

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です