【マラウイニュース】魚の養殖を収益化

Making fish farming profitable

2022年3月14日 | THE NATION

魚は、マラウイの100万人の雇用創出と生活向上というレースを加速をかけることができる。

しかし、養殖業者や協同組合は漁獲量向上のために高品質の稚魚や飼料を求め、加工業者や貿易業者は付加価値設備や技術の不足から潜在的な収益を失い続けている。

水産局は、粗悪な取り扱いにより、国内産魚の40%が失われると推定している。
魚の市場価値と保存性を高めるために、付加価値をつけることを想定している。

同局は、魚の生産、付加価値、消費を改善するため、持続可能な漁業、水産養殖開発プロジェクトを実施している。

アフリカ開発銀行が資金提供するこの5年間の取り組みでは、農家、加工業者、貿易業者がバリューチェーンに沿って利益を上げるために市場志向のアプローチを採用し、流域管理と気候変動への耐性を促進する。

しかし、魚の養殖や加工に携わる協同組合が利益を得るためには、高品質の飼料や稚魚、加工施設へのアクセスを改善する必要がある。

チティパのマシセエ養魚組合の組合員は、高品質の魚苗と飼料があれば、彼のグループは現在のように4トン以上生産できるだろうと楽観視している。
「ほとんどの養殖業者はリサイクルされた魚の稚魚を使用していますが、餌が不十分で大きく育たないのです」と彼は説明している。

このためチティパでは魚が不足し、隣のカロンガにあるマラウイ湖から業者が漁獲物を持ち込むため、価格が2倍近くになってしまう。
「魚を手頃な価格で手に入れるには、より多くの農家が孵化場経営者の訓練を受け、認定される必要があります」と組合員は話している。

カロンガにあるチャマングワリ・コーポレーティブは、海岸線地区で幼魚を供給している。

集中的・総合的な養殖のために池の面積を拡大する計画ですが、必要な建設資材、水ポンプ、稚魚運搬用のバンが不足している。

会長は、より大きな池で利益を上げたいと考えている。
「カロンガは湖畔にありますが、幼魚の需要は私たちのキャパシティを上回ります。酸素ボンベなどの小道具がないため、ほとんどの幼魚が途中で死んでしまうのです」と話している。

乱獲や水位低下、環境の不始末、気候変動などにより、湖などの自然水域の漁獲量が減少しているため、養魚への投資拡大を求める声が高まっている。

岸に上がってくる漁獲量が予測できない中、ルンピにあるンパラマサ・ケージという企業では、1つのケージで2トンの収穫がある。

その会長は、ケージで魚を飼うことは、池に沈めるよりも有望で収益性が高いと言う。
より多くの魚を販売するためには、研修と魚の加工、冷却、輸送のための近代的な設備が必要となる。
「一度にすべての魚を収穫するのですが、そのために地元の市場が混乱し、冷蔵設備がないために魚が死んでしまうこともありました」と会長は振り返っている。

新鮮な魚を市場まで運ぶために、冷却設備付きのバンが必要となる。

ルンピのヘンガ・バレーでは、ムディムワ養魚組合に所属する70軒の農家が、調整されない仕入れのために利益が少なく、過剰収穫を招いている。

彼らは、県北部のマラウイ湖やカロンガからの漁獲で供給が不足している市場に、常に供給できるようになればと願っている。

ルンピ養魚協会の会長は、養魚業者は、質の高い飼料や資金調達のための提案書を書くスキルがないため、需要の高まりに対応するのに苦労していると話している。

ムズズで60人の会員からなるムドゥンドゥ・フィッシュ・アンド・コーポレーティブの会長も同様の感想を述べている。

「魚の需要は大きく、農家はもっと生産したいと望んでいますが、質の良い稚魚と魚の餌が不足していることがネックになっています。ほとんどの農家はそれらを買う余裕がありません」と彼女は嘆いている。

村の孵化場経営者の育成や、浮き魚の餌を作る工場があれば、状況は改善されるだろうと考えている。

水産局による5年間のプロジェクトは、養殖業者が障害を克服し、事業の利益を得るための支援を行っている。

この支援には、重要な設備や投入資材、近代的な水産加工・処理施設の改修・設置が含まれている。

また、養殖組合は、収益性の高い魚を使った事業を運営するためのスキルを身につけることができる。

AfDBが資金提供するプロジェクトのコミュニティ開発専門家は、建設資材や投入資材、冷蔵魚輸送車などの迅速な調達と配達を協同組合に保証している。

このプロジェクトでは、1,000万匹の良質な稚魚の供給、2万トンの魚の餌の生産、そして若者の間で約10万人の雇用を創出することが期待されている。

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