【マラウイニュース】モザンビークが30年ぶりにポリオの発生を宣言

First polio outbreak in 30 years declared in Mozambique

2022年5月18日 | UN News

モザンビーク北東部のテテ州で子どもが野生型ポリオウイルスに感染したことが確認され、保健当局が水曜日に野生型ポリオウイルスの発生を宣言した。

世界保健機関(WHO)アフリカ地域事務局はプレスリリースで、2月中旬にマラウイで発生した野生型ポリオウイルスの輸入例に続き、アフリカ南部で今年2例目の輸入例となった、と発表している。

これまでのところ、1992年以来この国での唯一の感染例となっている。
感染した子どもは、3月下旬に麻痺の発症を経験し始めている。ゲノム配列の分析により、新たに確認された症例は、今年初めにマラウイで報告された症例と同様に、2019年にパキスタンで発生していた株と関連があることが示されたと、WHOは指摘している。

ポリオは、主に汚染された水や食べ物を介して、あるいは感染者との接触によって感染する。このウイルスは麻痺を引き起こし、時には死に至ることもある。

モザンビークでの事例とマラウイでの事例は、このウイルス株が土着のものではないため、アフリカの野生ポリオウイルス不在の証明には影響しない、とWHOは強調している。

アフリカは2020年8月に、この地域からすべての形態の野生ポリオを排除した後、土着の野生ポリオがないことを宣言している。
「アフリカで再び野生型ポリオウイルスが検出されたことは、最近マラウイで発生したことを考えると、当然のこととはいえ、大いに懸念されることです。しかし、このウイルスの危険性と感染拡大の速さを示しています」と、WHOアフリカ地域事務局長は述べている。

野生型ポリオウィルスは、アフガニスタンとパキスタンのみで流行している。ポリオは感染力が強く、主に5歳未満の子供が感染する。ポリオの治療法はなく、予防接種によってのみ防ぐことができる。

野生株ポリオ1型のウイルスが残っている地域で根絶されない限り、世界中の子どもたちは、野生株ポリオ1型の危険にさらされ続けることになる。

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