Cholera outbreak spreads to 16 districts
2022年9月6日 | Nyasa Times
コレラの流行は急速に拡大しており、金曜日の時点で16の県で発生し、73人の命が奪われている。
保健大臣は、3月にマチンガ県で今年最初のコレラ患者が確認されて以来、16県でコレラ患者が報告されていることを確認している。
しかし、5つの県ではコレラの発生は抑制されているという。
声明の中で大臣は、この14日間で、11県、すなわち、ンサンジェ、ブランタイヤ、チクワワ、ンカタベイ、ンコタコタ、ルンピ、ムジンバ北、マチンガ、カロンガ、ゾンバおよびバラカで、この病気の感染が報告された、と述べている。
2022年9月3日には、合計47人の新規感染者と0人の新規死亡者が報告されたという。
発生以来報告された累積患者数は1,963人、死亡者数は73人であり、症例致死率は3.7%であるとしている。
大臣によると、合計1,693人が回復し、112人が現在治療センターで治療を受けている。
16の感染県のうち、ンカタベイ(患者数551、死亡者数16)が最も多く、次いでブランタイア(患者数534、死亡者数21)、ンサンジェ(患者数291、死亡者数14)、ンコタコタ(患者数186、死亡者数7)、チクワワ(患者数138、死亡者数2)、ネノ(患者数127、死亡者数2)そしてカロンガ(患者数44、死亡者数3)であると述べている。
死因のほとんどは、コミュニティ内または医療施設での治療が遅れた後に発生したと伝えられている。
大臣によると、コレラ発生の主な要因は、食物の衛生状態の悪さ、安全な水の不足、トイレの普及率と使用率の低さ(野外排泄)だという。
マラウイ政府は、保健省を通じて、パートナーやコミュニティからの支援を受けながら、コレラの発生を予防し、抑制するための手段を講じている。
被災地でのコレラ治療は、コレラ予防の重要な要素であり、患者管理のための医薬品も用意されていると言う。
また、安全な水がない地域では、ポットからポットへの水の塩素消毒を行い、水資源省は安全な水源を地域に設置する作業中であるとも述べている。
その他の対策としては、経口コレラ予防接種(OCV)の実施、コレラ患者の接触者追跡、トイレの建設と使用を促進するための地元指導者との連携、一般的な衛生問題、コレラの予防と制御に関するコミュニティの啓発が国内のすべての県で行われているという。