【マラウイニュース】IMFがマラウイを見捨てる

IMF dumps Malawi

2022年9月13日 | Malawi 24

国際通貨基金(IMF)専務理事は、債務の持続不可能性がIMFのマラウイへの参入をより困難なものにしていると述べている。

IMFは、マラウイのK5兆8千億に及ぶ公的債務への懸念から、新たな延長信用枠(ECF)に関するマラウイとの協議を停止している。

最近インドで行われたCNBC-TV18のインタビューで、専務理事は、マラウイには食料も燃料もないが、国の債務が持続不可能であるため、IMFが介入することは困難であると指摘している。

そして、中国や民間部門が低所得国に債務救済を行い、IMFがそのような国々を支援できるようにするよう促している。

マラウイは、IMFとの新たなECFの締結を望んでいるが、IMFマラウイ・カントリーマネージャーによれば、協議は中断している。
「先週、オンラインでいくつかの協議を行い、今週は直接ミッションに参加する予定だった。しかし、現在、これは保留になっている。我々は、負債の持続可能性の問題に関して解決しなければならなかった」と、カントリーマネージャーはDaily Times Newspaperに語っている。

しかし、財務大臣は、IMFのマラウイへのミッションを確認するのは政府であると述べている。
「デフォルトの要素を必要としない債務処理を受け入れることができないのであれば、IMFのミッションを持つ意味はない。この件に関しては、ここまでで決着がつかない。我々は、債務処理を軽減するために、より多くのドナーの流入に関与し続けている」と財務大臣は述べている。

マラウイの経済状況は、今年に入ってから、燃料の輸入に影響を与えた外国為替不足のために悪化している。
食料品や生活必需品の価格が高騰し、所得水準も低いため、ラザルス・チャクウェラ大統領の指導の下、多くのマラウイ国民は苦しんでいる。

マラウイニュースメルマガ登録

メルマガ限定配信のマラウイ超ローカルニュースが無料で受け取れます

マラウイ・アフリカ・国際協力に興味があったら登録しよう!

プライバシーポリシーについてはこちらを確認してください