Covid-19 boosts ICT uptake, says Uneca
2021年2月10日 | THE NATION
国連アフリカ経済委員会南部地域事務所(Uneca-Saro)所長は、この地域ではCovid-19の影響があったものの、パンデミックは企業や個人による技術的介入を促進させたと伝えている。
「南部アフリカの零細中小企業に対するCovid-19の影響」をテーマとした火曜のドバイ・エキスポのオープニングで彼女は、採用された情報通信技術(ICT)が中小企業の発展に事実上貢献していると話している。
「Covid-19によって、南部アフリカ全域でデジタルツールの利用が著しく増加しました。デジタル技術は、より大きなプラットフォーム、ネットワーク、顧客にリーチする可能性を提供するため、これは中小企業にとって勝利です。」と伝えている。
所長は、マーケティング、コミュニケーション、決済システム、サプライチェーンマネジメントにおいて、ほとんどの企業が70%以上のデジタル利用率を上げているナミビア、モーリシャス、南アフリカ共和国を挙げている。
マラウイを含む南部アフリカ地域の他の国も取り残されてはいない、としている。
所長は、Covid-19の大流行によるデジタル技術の導入は今後も続くとし、Uneca-Saroは新しいイノベーションの構築を促進するために尽力すると述べている。
「デジタル領域は、新しいイノベーションを実現する重要な要素です。事務所として、南部アフリカの中小企業が革新的なソリューションを展開し、新しいバリューチェーンを構築するために、適切な政策がどのように役立つかを探っていきます。」と伝えている。
所長は、南部アフリカ開発共同体(Sadc)ビジネス協議会などのパートナーと協力し、中小企業のネットワーク構築や新しいビジネスチャンスへのアクセスを容易にするために、中小企業のためのオンラインプラットフォームを拡大していく予定であると話している。
Sadc事業議会を代表して、マラウイ商工会議所の政策・提言担当ディレクターでもある所長は、Covid-19によって人々が国境を越えることが制限されている一方で、貨物は依然として国境を越えて運ばれている、と話している。
Sadc事業議会はオンライン・ビジネス・ポータルを導入し、ビジネスパーソンが国境を越えたビジネスで直面する問題の解決にアクセスできるようにしたと話している。
「ビジネスパーソンが直面するボトルネックのいくつかは、このポータルで解決される」と述べている。
国家貿易作業部会議長は、アップルプロ・グレイン・アンド・ミリングの社長でもあり、企業や個人が新しい技術への適応を余儀なくされていることを認めている。
しかし、資源を簡単に手に入れることができないため、企業が技術開発に遅れをとらないようにできるかどうかは定かではない。