Imports 92% more expensive—report
2022年7月5日 | THE NATION
マラウイの貿易条件は悪化しており、輸入商品は現在92%割高で、輸出は2021年に4%しか高くならないことが、世界銀行の公表データで明らかになっている。
先週発表された2022年マラウイ経済モニターの中で、同銀行は、2022年の商品価格は上昇を続けており、ウクライナ危機の深刻化により2022年4月末までに輸入物価指数は2021年の水準より80%も高くなっていると述べている。
報告書によると「世界価格の上昇にもかかわらず、2021年の肥料輸入量はほぼ安定している一方、燃料輸入量は、買い手が価格統制によって一時的に世界価格の動きから遮断されたため、2021年後半に減少し始めただけである。」としている。
この状況は、政府がバイ・マラウイ戦略と国家輸出戦略(NES)IIを通じて輸入代替を推進しているさなかに起きている。
貿易政策作業部会長は、インタビューの中で、この取り組みにはポジティブな成果がある一方で、いくつかの成果を覆い隠すような穏健な変数もあると話している。
「悲劇は、このようなことが失敗とみなされることです。それゆえ、政策が行ったり来たりして逆転するのです。輸出を促進するために、貿易産業省は、NES IIとアフリカ大陸自由貿易協定の下での取引の開始を当てにしています。この協定は、12億人の市場と推定3兆ドルの国内総生産をカバーし、市場の拡大を通じて輸出を促進することになります。」と伝えている。