Single dose of typhoid conjugate vaccine found to be safe and effective in Malawian kids
2021年9月16日 | News-Medical.Net
新たな調査がニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディスンで発表され、腸チフス結合型ワクチン(TCV)の1回接種が、マラウイのブランタイヤでの腸チフスに対して安全かつ84%の予防効果があることがわかった。腸チフス結合型ワクチンは、6カ月の子どもに認可されている唯一の腸チフスワクチンである。
アフリカでの初めての効果を見せた結果で、5年間の複数国でのTCV導入を加速させるプロジェクトの一環である。多剤耐性株の発生と蔓延によって、腸チフスがサブサハラ・アフリカ中での公衆衛生の脅威を増している中、この結果は重要なものとなる。
腸チフスの多剤耐性株は今マラウイで一般的になっている。
マラウイを含むサブサハラ・アフリカでは毎年120万の腸チフスが確認されており、19,000人が死亡している。感染者のほとんどが学生か未就学児である。