【マラウイニュース】牛乳の生産コストが36%増と生産者

Milk production cost up 36%, say producers

2022年2月6日 | THE NATION

マラウイ牛乳生産者協会によると、メイズの価格上昇と電力供給の停止が続いたため、生産コストが36%上昇したという。

同協会のナショナルディレクターは、木曜日のインタビューで、これらの要因によってミルク1リットルの生産コストがK148からK202に上昇したと述べている。
「メイズの価格上昇は、多くの人々が必要な量のメイズを買えなくなることを意味します。このことは、メイズの殻(マデヤ)の供給が少なく、不足しているため、酪農家に影響を与え、その結果、価格が上昇したのです」と伝えている。

ディレクターは、熱帯低気圧アナによるカピチラ水力発電所の被害を受けて2022年1月に始まった計画停電は、農家がミルクを冷却するための発電機を動かすための燃料を買うために多くのお金を費やしているので、全乳コールドチェーンに悪影響を与え続けていると述べている。

同氏によると、牛乳を摂氏36度から推奨乳温である摂氏4度まで冷却するのに約6時間かかるという。

現在、メイズの殻50キログラムの袋は、昨年の同時期のK6500からK13000~K14000で販売されている。

マラウイ消費者協会専務理事は、昨年のメイズの生産量は需要に比べて少なかったとインタビューで語っている。
「すでに市場は反応しており、そのほとんどが投機によるもので、クワチャの切り下げと市場の一般的な高値によって悪化しています」と彼は述べている。

一方、飢饉早期警報システムネットワーク(FewsNet)のデータによると、2022年12月末時点で、モニター市場全体のメイズの平均価格は1kgあたりK453で、昨年より193%、5年間の平均より156%高くなっている。

最安値はリロングウェで1kgあたりK325を記録し、北部と中部での余剰生産による供給が恩恵を受けている。

Food and Agriculture Organisationによると、メイズの価格上昇圧力は、少なくとも4月の次の収穫が始まるまで続きそうだという。
世界保健機関(WHO)の統計によると、マラウイはアフリカで最も低い人口当たりの牛乳消費量(6キログラム)と推定されている。

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