【マラウイニュース】熱帯台風アナでの死亡者が38人に増加

Tropical Storm Ana death toll rises to 38

2021年2月6日 | THE NATION

災害管理局(Dodma)は、熱帯性暴風雨アナの被害による死者数が38人に上ったことを明らかにした。

Dodma総監は金曜日に発表した報道声明の中で、行方不明者の数は、行方不明者の遺体が発見された後、20人から19人に減少したと述べている。

「今日現在、死者数は33人から38人に増加した。前回の更新では、チクワで19人、ムワンザで1人、合計20人が行方不明と報告されている。ムワンザ地方議会から、報告された行方不明者が腐敗した状態で発見されたとの連絡がありました。行方不明者の総数は19名となりました。」と声明文には掲載されている。

壊滅的な雨と風を特徴とするこの台風は、17県と2都市に影響を与え、家屋、家畜、作物、公共インフラを破壊し、ラザルス・チャクウェラ大統領は国家災害事態の宣言を出させることとなった。

一方Dodmaは、のべ負傷者数は158人残っており、被災世帯数は193,558世帯で、人数で「約871,011人」であると述べている。

また、同局は、被災した13県の一部で123のキャンプを設置し、22790世帯の避難民を受け入れていることも明らかにしている。

農業への影響については、パロンベ、ムランジェ、マンゴチ、バラカ、チクワワ、ンサンジェで少なくとも77,532ヘクタールのメイズ、落花生、大豆、タバコ、米、綿が流されたか水没したとDodmaは伝えている。

ムランジェ農業主任は、農民が再植林できるように農業資材を支援する必要があるとコメントしている。
「破壊された作物のほとんどは、メイズ、キマメ、米です。雨季はまだ進行中なので、農民は種子などの投入物を与えられれば、迫り来る飢えから救われるでしょう。また、雨季の後は、冬作を強化し、生産規模を拡大し、嵐による損失をカバーできるような支援が必要です。」と伝えている。

また、カピチラの水力発電所が被害を受け、ンクラ発電所とテザニ発電所が浸水したため、電力供給が麻痺したほか、道路インフラにも被害が出ている。

マラウイ電力供給公社の電力供給ラインは、嵐の影響で広範囲に破損している。

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