【マラウイニュース】気象局が熱帯低気圧「チェネソ」を監視

MET Department monitoring Tropical Storm Cheneso

2022年1月19日 | Malawi 24

マラウイの気候変動気象局(Department of Climate Change and Meteorological Services)は、インド洋で発生した熱帯低気圧チェネソを監視しており、マダガスカル沿岸に向かって西に移動しながら強まることが予想されると発表した。

この嵐の移動速度は時速35km、最大風速は時速56kmで、今後24時間以内に2023年1月19日(木)にマダガスカル沿岸に上陸すると予想されている。

同局によると、現在の位置では、熱帯性暴風雨チェネソはマラウイの天候に影響を及ぼさないという。
「しかし、現在マラウイ上空には雨帯があり、ほとんどの地域で大雨と雷雨が続き、特に湖岸や北部では鉄砲水の恐れがあると予想されています。」と伝えている。

DCCMSは今後も熱帯性暴風雨チェネソの動きと強さを監視し、マラウイの天候に影響を与える可能性がある場合は、その都度情報を発信していく予定となっている。

気象局は、鉄砲水が発生しているため、洪水や流れの速い水域を横断しないよう人々に呼びかけている。

昨年、サイクロン「ゴンベ」とサイクロン「アナ」がマラウイを襲い、道路や家屋が破壊され、数千人が家を失うという被害があった。

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