【マラウイニュース】レアアース採掘でK2,220億の収入

Rare earths mining to generate k222bn

2022年7月11日 | THE NATION

鉱物探査開発企業であるムカンゴ・リソーシズ社は、パロンベにあるソングウェ・ヒルズ・レアアースプロジェクトが2025年2月に開始すれば、年間2億1500万ドル(約K2220億)を生み出すと予測しているという。

マラウイでのプロジェクトの最終的なフィージビリティ・スタディの結果を発表した声明の中で、二重上場鉱山会社は、2025年9月から2030年8月までのフル生産の最初の5年間は、年間5954トンのレアアース酸化物を生産すると予想していると述べている。

声明の一部によると、「ソングウェは、IFCパフォーマンススタンダードとグローバルインダストリースタンダードに準拠した環境・社会・健康影響評価を完了し、最終的な事業化調査の段階に到達した数少ないレアアースプロジェクトの1つであることが確認されました。操業期間は18年と長く、2025年2月に採掘を開始し、2025年7月から生産を開始することを想定しています。」と伝えている。

当社は、マラウイにおける鉱山、ミル、浮遊選鉱場、湿式選鉱場、尾鉱貯蔵施設および関連プロジェクトのインフラ整備のための3400万ドル(約K350億)のコンティンジェンシーを除き、2億7700万ドル(約K2860億)の初期資本支出を見込んでいる。

ムカンゴ・リソーシズ社の社長は、声明の中で、このプロジェクトは変革的であり、マラウイにおける新たな産業革命を促進するものであると述べている。
「雇用機会を創出し、高付加価値の輸出品を生み出すとともに、マラウイの鉱物の潜在力をさらに引き出し、新たなインフラを開発することになるでしょう」と話している。

鉱業大臣は、最近パロンベのプロジェクトサイトを訪れた際、国内の鉱山に国の送電網から電気を供給してほしいと述べている。
「鉱業開発協定の締結には、長い時間がかかりました。彼らは、ヨーロッパやアメリカといった異なる法的枠組みから来た人たちですが、私たちは、独自の法的枠組みで活動しているので、いくつかの分野では欠けていると感じています。」と話している。

2013年以前、鉱業部門は国内総生産(GDP)に約10%貢献していたことが数字で示されている。

しかし、2014年2月にカエレケラ・ウラン鉱山が閉鎖された後、2020年には鉱業部門のGDPへの貢献度は約0.8%に低下している。

ソングウェ・ヒルズで採掘されるレアアースには、電気自動車や風力タービンなどの電子機器の永久磁石の製造に不可欠なネオジム、プラセオジム、ジスプロシウム、テルビウムなどが含まれる予定となっている。

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