Environmental Dept. against immediate closure of Mtaya site in Lilongwe
2022年3月6日 | Malawi 24
マラウイ環境局は、リロングウェ市議会に対し、エリア38(ムタヤ)のゴミ捨て場をすぐに閉鎖することは、住民が直面している衛生上の問題を長期的に解決することにはならないとして、閉鎖しないよう勧告している。
環境部の副部長はインタビューに答え、まず廃棄物をリサイクルし、肥料やプラスチックポンプ、椅子などの製品を製造するための人工埋立地を設立する必要があると述べている。
今年1月、国会の天然資源・気候変動委員会は、シックスマイル(ムタヤ)投棄場が都市に非常に近いとして、即時閉鎖を勧告しているためである。
委員会は市議会に対し、新たなゴミ捨て場として使用する市街地から離れた別の場所を特定するよう14日間の猶予を与えている。
しかし、副部長はインタビューを通じて、同局が市議会に問題の永続的な解決策を講じるよう助言したと述べている。
副部長は、廃棄物を肥料などの製品に変えることができるように、廃棄物を圧縮してリサイクルする施設を導入し、衛生的または工学的な埋立地の投棄場所を検討すべきだと主張している。
「ただ閉鎖して別の場所に移すというだけでは、問題を新しい場所に移してしまうことになります。しかし、新サイトが満杯にならないように、新サイトに旧サイトからの廃棄物をリサイクルする施設を持たせるような、持続的な解決策を見つけるべきだ」と話している。
さらに、天然資源・気候変動省は、廃棄物をさまざまな製品にリサイクルするために使用できる資金を特定するために、パートナーに働きかけていると述べている。
リロングウェ市議会の市長は、この問題に対する回答の中で、市議会はリサイクル事業に関する民間パートナーとの提携を計画している提案も提出していると述べている。
「リロングウェ市議会として、私たちはすでに民間パートナーズパートナーシップ(PPP)に計画案を提出し、それに取り組んでいます。しかし、問題はPPPです。PPPは私たちをあまりにも待たせるので、人々は私たちを失敗作とみなしています」と市長は語っている。
今年初め、天然資源と気候変動に関する国会委員会、環境局、マラウイ環境保護局、リロングウェ市議会などが、シックスマイル(ムタヤ)投棄場を訪れ、現場の状況を視察していた。
リロングウェの住民、特にエリア38の住民が、このゴミ捨て場は自分たちの生活を脅かすものであり、廃棄物が道路を塞いで通れなくしていると訴えたため、今回の訪問となっている。