【マラウイニュース】ムズズでマールブルグ感染の疑いにより5人が隔離

Five people isolated over suspected Marburg infection in Mzuzu

2022年4月7日 | Malawi 24

ムズズ中央病院の当局によると、マールブルグ感染の疑いで5人が隔離されたという。

これは、4月6日に病院で発行された院長の署名入りの内部メモによると、職員に感染症に注意するよう警告している。

院長はメモの中で、これらのマールブルグ感染の疑いがある人々は、さまざまな場所からやってきていると述べている。
「これは、最近、我々は、公共の懸念のある感染症の疑いのある5人を隔離したことをお知らせします。1人または2人は腸チフスとして治療を受けています。彼らは別々の場所からやってきています。他の3人は麻疹の治療を受けています。出血を認めた最初の2人は、出血が止まっており、非常に元気です。他の3人の家族は出血を認めませんでした」とメモの一部で伝えている。

このメモには、予防措置がとられていること、マラウイ公衆衛生研究所(PHIM)のチームが現地で施設やムジンバ北DHOと協力し、予防措置に従うよう職員に促していることが記されている。
「健康診断の継続と感染予防策の遵守をお願いします」と書かれている。

マールブルグウイルスは、フィロウイルス科の出血熱ウイルスで、マールブルグウイルス種、マールブルグウイルス属の一種である。
霊長類にウイルス性出血熱の一種であるマールブルグウイルス病を引き起こす、非常に危険なウイルスとされている。

一方、隣国タンザニアでは、エボラ出血熱に似た病気で5人が死亡し、3月には同国北西部カゲラ地方の病院でさらに3人の感染者が報告されている。
世界保健機関(WHO)は、接触者の追跡調査を通じて、タンザニアで約161人が感染の危険性があると確認されたと報告している。

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