【マラウイニュース】ムジンバで430件以上の妊娠中絶後症例を記録

Over 430 Post-Abortion Cases Registered In Mzimba

2022年8月4日 | Malawi Voice

ムジンバの病院当局は、中絶後症例が多い理由として、同県の男性の南アフリカへの移住が多いことを挙げている。

ムジンバ県病院だけで、2021年に434件の中絶後症例が登録されている。

病院の中絶後ケアコーディネーターは、火曜日に行われたムベルワ県協議会の県執行委員会でこの統計を公開し、これは、男性が妻を残して南アフリカに移住して自活しているためであると述べている。
「ムザンバジ、エウティニ、エンバングウェニ、カテテ、ジェンダなどの保健所から具体的な数字が出ています。ですから、そのような施設からのデータを合わせると、この県では1000件以上の中絶のケースがあるということになります。」とコーディネーターは話している。

コーディネーターによると、ほとんどのケースは20~30歳の女性で、次に14から19歳の女性、そして31から40歳の年齢層ではケース数が少ないという。

病院の中絶後ケア・コーディネーターは、中絶後症例が多いのは、妻を残して南アフリカに移住する男性が多いためであると述べている。
「一人にされると、ほとんどの女性は性行為に耽り、しばしば望まない妊娠をし、安全でないまま中絶されます」と彼は説明している。

マラウイでは中絶は違法であり、母親の命が危険にさらされている場合のみ許可されるため、コーディネーターはデータから、誘発された中絶のケースが多いことを明かしている。

マラウイ家族計画協会のプログラム・コーディネーターは、中絶のケースを減らすために、伝統的な自治体であるムベルワとチンディで中絶後のケアアドボカシー・プロジェクトを導入したと伝えている。

しかし、ムベルワ地区評議会の計画と開発のディレクターであるは、人命の損失を避けるために、危険な中絶の危険性について人々が感化される時が来たと話している。

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