【マラウイニュース】マラウイ大学が日本政府との連携へ

MUST for Collaboration with Japanese Govt, Varsities

2023年5月27日 | Malawi Voice

マラウイ科学技術大学(MUST)は、研究、イノベーション、インフラ整備、能力開発の分野において、日本政府および大学と強い関係を築くことを約束した。

この発言は、2023年5月23日、在マラウイ日本国大使の大矢洋一大使がMUSTを訪問し、大学のサービスを評価した際に述べられたものである。

MUSTの副学長は、日本大使館を通じて、日本の大学や政府と強固な関係を築く準備が整っていることを明らかにしている。
「私たちは、日本の高等教育機関や日本政府が提供する様々な機会をMUSTとして活用することを約束します。これにより、マラウイ2063年ビジョンの達成に向け、マラウイ政府を支援することができるのです。」と伝えている。

一方、鹿児島大学とはMoU(覚書)を結んでいるが、他のいくつかの日本の大学とも提携したいと考えていると副学長は伝えている。
「私たちが影響を与えるためには、学生に国の社会経済成長を促進するような実践的なスキルを身につけさせる必要があるとわかっているので、MUSTでの活動に付加価値を与えることができる機器が本当に必要なのです。」と話している。

大矢大使は挨拶の中で、MUSTが日本の大学や機関、政府から提供される様々な機会を活用するよう促している。
「日本の南部に位置する鹿児島大学と関係があることは喜ばしいことです。MUSTが日本の大学から恩恵を受け続けることができるように、他の地域の大学も調べてみてください。また、日本には科学技術を専門とする機関がいくつかあり、この大学のビジョン達成に貢献することができます。これは、マラウイの産業化のための能力開発を後押しするものです」と、大使は述べている。

また、大使はMUSTに対し、2国間のコミュニケーションギャップを埋めるために日本語を教え始めるよう促している。
「本学で教える外国語のひとつに日本語を加えていただきたいのです。日本はマラウイを含むアフリカ諸国の発展を支援する用意があり、そのためアフリカ諸国が日本語を学ぶ必要性があるのです。奨学金や職業訓練など、今後もマラウイを支援していくつもりです」と語っている。

今回の対話集会には、MUSTの学校・研究所(Bingu School of Culture and Heritage、MUST Institute of Industrial Research and Innovation、Ndata School of Climate and Earth Sciences、Malawi Institute of Technology)の責任者が出席している。

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