【マラウイニュース】マラウイを真っ暗にした電力塔破壊事件

Electricity tower vandals plunge Malawi into total darkness

2022年11月11日 | Nyasa Times

マラウイ電力供給公社(ESCOM)の職員によると、9日の夕方、ブランタイヤにある電力塔が破壊されたため、全国的に停電が発生した。

マラウイ電力公社のシステム・市場運営ディレクターは、一方でこの出来事により、電力供給の約30%が失われたと述べている。
「この障害は、ブランタイヤにあるンクラからブランタイヤへの2本の送電線と、テザニ発電所からブランタイヤへの送電線が破壊されたことが原因であることがわかりました」とディレクターは述べている。

ディレクターは、この問題は今週の土曜日までに解決されるだろうと話している。

一方、マラウイの主要な水力発電所であるカピチラの緊急復旧工事は、当初の予定通り12月22日には間に合わない見込みとなっている。

EGENCO社の広報担当は、木曜日に議会の天然資源・気候変動委員会が発電所を訪れ、メンテナンスの進捗状況を確認した際に、このように述べている。

広報担当者は「復旧工事は、設計などの問題でしばらく中断していましたが、現在では始まっています」と話している。

広報担当者は、EGENCOは、シレ・バレー灌漑プロジェクトの世界銀行コンサルタントと請負業者からの連絡を待っているため、プロジェクトの新しい完了日を約束することはできないと付け加えている。

129.6メガワットを発電するカピチラ発電所は、熱帯性サイクロン「アナ」の被害により、今年1月に機能を停止している。

同発電所は、世界銀行の6,000万ドルの融資枠を利用して緊急復旧中である。

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