Malawi’s tourism sector recovers, earns K580bn
2022年6月16日 | THE NATION
Covid-19の大流行で最悪の被害を受けた現地の観光産業が、2021年にわずかに改善したことが、世界旅行観光協議会(WTTC)の発表した数字で明らかになった。
火曜日に発表されたWTTCの国別分析によると、国内総生産(GDP)に対する観光部門の貢献度は5.8%に上昇し、5億1,280万ドル(約K5,280億)の収益を生み出し、さらに15,600人の雇用を創出し513,200人に達することが示された。
2020年の同期間、この部門の経済への貢献度はGDPの5.7%で、4億9,080万ドル(約K5,060億)を生み出したことが、この数字からわかる。
この数字はさらに、2019年、このセクターのGDPへの貢献度は7.3%で、6億2,220万ドル(約K7037億)を生み出し、586,500人の雇用を創出したことを示している。
WTTC会長兼最高経営責任者は、報告書に添えた声明の中で、観光業のGDPと雇用は来年までに流行前の水準に達すると予想され、未来は明るいと述べている。
「2021年の回復は、オミクロン変種の影響もあるが、主に、国境を閉鎖してもウイルスの拡散を止められず、経済や生活にダメージを与えるだけだとする世界保健機関の助言を拒否した各国政府の協調性のないアプローチによるものだ 」と話している。
観光・文化・野生動物大臣は、この報告書についてすぐにコメントを出すことはできなかったが、国内観光がこの分野にとって最大のクッションになっていると先に述べている。
「来年度の計画は、民間企業や地方議会と連携して、国内マーケティングを強化することだ」と伝えていた。
マラウイ観光協会の会長は、国内観光が好調なのは、地元の観光客がCovid-19の蔓延を回避するための予防措置を評価しているからだと先に認めている。
WTTCによると、観光部門はマラウイの社会経済発展に大きく貢献できる高成長の輸出サービス部門である。
このセクターで生み出される雇用は、繁栄を促進し、女性と若者の両方に力を与える可能性を秘めている。
また、観光客の輸出や税金・税外収入により、外貨を獲得することもできる。