【マラウイニュース】マラウイの医療施設の24%が給水機能のない状態で運営

24% of Malawi’s healthcare facilities are operating without function water supply

2022年3月8日 | Nyasa Times

「医療施設における水と衛生」(WASH)の2021年世界進捗報告書によると、マラウイでは24%の施設が水道のない状態で機能しており、32%が手の衛生設備を備えていないことが明らかになった。

世界保健機関(WHO)と国連児童基金(UNICEF)が作成したこの報告書では、さらに、23%の施設が使用可能な改良型衛生施設を備えておらず、38%が廃棄物を適切に管理していないことが明らかにされている。

これは、火曜日、リロングウェで開催されたジャーナリストのための衛生ワークショップで明らかにされた。ウォーターエイド・マラウイは、ジャーナリストにWASHレポートに関するスキルと知識を身に付けてもらうため、このワークショップを実施している。

ウォーターエイド・マラウイの政策・セクター関与担当コーディネーターは、マラウイの公共医療施設におけるWASHサービスはWHO基準を満たしておらず、それは一部の関係者がWASHの経済的利益をあまり理解していないためである、と発表している。

担当コーディネーターは、マラウイの医療施設の半分以上が、患者や保護者のための十分なWASH施設を備えていないと伝えている。
「職員用と女性用の設備があるのは、それぞれ20%と40%のみです。また、32パーセントと58パーセントの医療施設には十分な手指衛生設備と廃棄物管理設備がありません」と話している。

担当コーディネーターは、公立病院の衛生設備が改善されていないことで、女性の尊厳が損なわれ、健康を求める動きに悪影響を与えていると指摘している。

このような背景から、ウォーターエイド・マラウイでは、公共医療施設のトイレに影響を与える課題に取り組むことにしたと伝えている。

ウォーターエイド・マラウイは、ウォーターエイド・UK、ウィンブルドン財団、英国政府、スコットランド政府、スコティッシュ・ウォーター、アルマーニ財団、GIZから資金援助を受け、国内の33の医療施設に改善されたWASHA施設を提供したと伝えている。
「GIZから60万ユーロの追加資金を獲得し、さらに15の医療施設に介入し、その数は48の医療施設になる予定です。2024年までに75の医療施設に直接介入し、さらに75の医療施設に介入するよう他の関係者らを動機づけ、合計150の医療施設に到達すること、これが150医療施設チャレンジです!」と担当コーディネータは話している。

「清潔な水や衛生設備といった必需品なしに医療従事者が仕事をすることは、社会的に容認できない」と登壇者の一人が述べ、オンラインでのプレゼンテーションを行っている。
彼は、清潔な水や衛生設備がない診療所では、患者も医療従事者も感染症にかかる危険性があると伝えている。

ウォーターエイドマラウイのアドボカシー責任者は、WASHへの投資は、持続可能な開発目標(SDGs)の多くのセクターに直接影響するため、健全な経済投資であると述べている。
トイレの改善により、患者や医療従事者への感染率を大幅に減らすことができると付け加えた

そのため、彼はジャーナリストに対して、このセクターの具体的な改善のきっかけとなるような記事を書くよう求めている。

ワークショップでは、マラウイは水と衛生に関する多くの国際協定に加盟しているにもかかわらず、2063年版の優先分野にはこの分野が含まれていないことが確認された。

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