Fuel crisis continues in Malawi
2022年10月11日 | Malawi 24
マラウイでは燃料危機が続いており、給油所には何時間も車が並んでいる。
ブランタイヤでは、数少ないガソリンスタンドに燃料を求めて長蛇の列ができている。
地元メディアによると、ガソリンを入手できる一部の給油所では、バイクタクシー業者と燃料を奪い合うなど、混乱が起きているという。
一部のドライバーは、ソーシャルメディアを使って、どの給油所に燃料があるかという情報を入手している。
また、マンゴチまで燃料を探しに行ったが、見つからなかったと言う人もいる。
「これはナミワワのガソリンスタンドです。これはブランタイヤのナミワワ・スタンドです。私の友人は午前3時半からそこにいたそうですが、最も希少な商品をまだ手に入れていないそうです」とあるユーザーがFacebookで伝えている。
別の人は「ブランタイヤからマンゴチまで行ったが、燃料のある給油所は一つもなく、政府は何週間もこの事態を解決しようとしていない。」と投稿している。
ある政治家は、「ブランタイヤで今燃料を買うことは、達成とみなされる」と書いている。
マラウイ国営石油会社(NOCMA)は、この危機について、まだコメントを出していない。
マラウイでは2ヶ月ほど前から燃料不足が続いており、ラザルス・チャクウェラ大統領は最近、この危機は国内の通貨不足が原因であると述べている。
先月、マラウイは、戦略的燃料備蓄の補充に向けた燃料製品の即時調達のため、アフリカ経済開発アラブ・バンク(BADEA) と共に5千万ドルの燃料融資リボルビング・ファシリティを確保している。
「これにより、NOCMAは、地元の銀行から調達した資金の一部を、現在の国内の燃料不足の解決に充てることができます」と、NOCMAは述べている。