Floods hit Malawi: M1 road cut off, families trapped, one person dead
2021年1月25日 | Malawi 24
中規模の熱帯性台風アナにより、南部地域ではチクワワ-ムワンザ道路のM1道路とチャパナンガ橋が寸断されるなどの被害が発生している。
災害管理局(DoDMA)によると、アナによる強風と洪水でムランジェでは1人が死亡し、複数の世帯が孤立しているという。
DoDMAは、中規模熱帯性台風アナの影響による被害について、議会からの速報に基づく声明を発表している。
防災担当長官によると、チクワワ、ンサンジェ、パロンベ、ムランジェの各県議会から洪水と強風の被害に関する迅速な評価報告を受けている。
ムランジェからの報告によると、アナが引き起こした大雨により洪水が発生し、家屋が倒壊したため、1名が死亡、30名が様々な負傷を負ったとのことである。さらに報告によると、9つの伝統的自治体(TA)が被害を受け、その間、避難した世帯は教会や学校に避難している。
チクワワでは、M1道路がタブワとンチャロで寸断され、ルンドゥ、カシシ、マセヤ、ムリリマ、ンゴウェの各TAが洪水の影響を大きく受けている。また、チクワワ-ムワンザ道路のチャパナンガ橋は寸断されたとの報告がある。
ンサンジェでは、マカンガとニャチカザの地域が遮断され、ニャチカザでは洪水で閉じ込められている世帯があるのではないかと心配されている。
パロンベでは、ジェナラ、ナマソコ、プウェメムウェの各TAが大きな被害を受け、ムワンガ-ジェナラ道路が通行不能になっている。
一方、DODMAは、マラウイ国防軍、マラウイ警察、海洋局、マラウイ赤十字社、その他の関係者からなる捜索救助チームを配備し、孤立したと思われる人々の救助を支援している。
防災担当長官は「南部地域の大部分に影響を及ぼすと予想されるアナに対応するため、ブランタイヤに緊急オペレーションセンターを設置し、対応作業を容易にする。
またDoDMAは、災害の影響を受けた人々や貧困に苦しむ人々に援助を提供するために、戦略的な場所にすぐに利用できる救援物資を用意していると伝えている。同局は、議会や様々な人道支援団体と協力し、避難民を収容するためのキャンプを設置している。