【マラウイニュース】パロンベ県病院が正式に開院

Phalombe District Hospital officially opened

2022年10月12日 | Malawi Voice

ラザルス・チャクウェラ大統領は、火曜日、300億クワチャの最新鋭のパロンベ県病院を正式に開院した。

病院の公式開所式で、チャクウェラ大統領は、病院は最新の医療機器が設置された改良型であり、そのためパロンベとその周辺地区の人々への医療提供を改善することができると述べている。
「病院の完成は、いくつかのことの象徴です。第一に、前政権が完成させられなかったプロジェクトを完成させるという私の政府のコミットメントのシンボルです。第二に、私の政権による公的資金の適切な使用の象徴であり、第三に、ここパロンベで良い医療サービスを提供するという政府のコミットメントの象徴である」と伝えている。

さらに、政府は、リロングウェのエリア25にある3つのヘルスセンターの建設も完了し、ブランタイヤのナンチョリもまもなくオープン、さらに2つが完成する予定であると述ベている。

また、大統領は、病院でのバックアップとして、水供給については水資源省、ソーラーシステムについてはエネルギー省と協議中であると述べ、病院の保健担当者に予算改訂を確約している。

彼は、公務員にプロジェクトを中断させることなく、マラウイ国民の生活を向上させるために国の発展に取り組むよう助言している。

保健大臣は、ビング・ワ・ムタリカ前大統領の夢であった病院の建設と完成までに約12年かかったと述べている。

また、前政権が着手し、チャクウェラ政権が完成させた多くの医療プロジェクトがあると付け加えている。

主任医師は、この県の人々は医療サービスを受けるために長距離を移動しており、ゾンバ中央病院やクイーン・エリザベス中央病院を紹介され、長い道のりを経て命を落とす人もいる、と感謝の意を表明している。

保健当局によると、この県病院は、ンカタベイ県病院から改良され、250のベッドを備え、すべてのベッドが病院の酸素室に直接接続されているという。

病院には、教育サービス、看護師寮、75のスタッフハウス、結核隔離病棟、Covid-19病棟などがある。

この病院は、パロンベの3万人の人々に医療を提供することが期待されており、県内のすべてのヘルスセンターから特別な注意を必要とする患者が紹介され、手術も病院で行われる2レベルのケアを提供する予定である。

この病院は、マラウイ政府、バディア、サウドファンドからの資金で建設されている。
同様の病院は、チクワワ、ルンピ、ドーワの各県にも建設される予定となっている。

病院は10月3日(月)からサービスを開始し、83人の看護師、25人の臨床検査技師、3人の医師が勤務している。

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