【マラウイニュース】チャクウェラ大統領がロウェ農相と副大臣を解任

Chakwera fires Agriculture Minister Lowe and his deputy

2022年10月25日 | Malawi 24

マラウイのラザルス・チャクウェラ大統領は、ロビン・ロウェ農業大臣とマダリツォ・カンバウワ・ウィリマ副大臣を、マラウイ政府が72万5000米ドル(約K7億5000万)を騙し取られたという深刻な肥料調達スキャンダルの後に解任した。

チャクウェラ大統領は、24日の演説で、今年の安価投入プログラム(AIP)の管理に関するロウェ氏とウィリマ氏の管理能力の低さと重大な過失を非難したと述べている。
「私に与えられた権限により、農業大臣とその副大臣を直ちに解任した。農業部門には、解決すべき深刻な問題があるのだ。私は、政党や同盟、大臣のためにここにいるのではなく、マラウイ人のためにここにいるのです」と伝えている。

大統領はその後、サム・カワレ氏を新農業大臣に任命し、いずれ内閣に様々な変更を加えることを示唆している。

大統領はまた、この国に肥料を供給することになっていた英国の会社に支払うため、政府が2つの異なる銀行を通じて72万5千米ドルを支払ったことを確認している。

しかし、大統領は、政府は調達プロセスで取引した銀行を通じて、この資金を回収しようと懸命に努力していると述べている。

最近、公共調達・処分庁は、同庁には当該調達プロセスを含むファイルがないと報道機関に伝え、汚職防止局も、法律で要求されるプロセスを調査していないと伝えている。

それにもかかわらず、大統領は、議会の農業委員会が主張したように、政府がK300億をだまし取られたという疑惑に反論している。

25日に、ロウェ前農相は、リロングウェの小規模農家肥料リボルビング・ファンド・マラウイ(SFFRFM) デポでAIP肥料の荷降ろしに立ち会い、それが解雇前の最後の仕事となった。

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