Cyclone Gombe: Heavy rain expected to hit Malawi this weekend
2022年3月11日 | Malawi 24
気候変動気象サービス省によると、サイクロン「ゴンベ」は、12日から3月13日(日)まで南部地域のほとんどの地域で鉄砲水につながる大雨を誘発すると予想されると伝えている。
同局が本日発表した天気予報によると、3月11日(金)現在、熱帯性サイクロン「ゴンベ」はモザンビークに上陸している。
さらに、ムランジェ、ンサンジェ、チクワワ、パロンベ、ゾンバ、マチンガ、マンゴチ、サリマの各地域が影響を受ける可能性があると警告している。
水と衛生省の声明によると、シレとルオの集水域のほとんどの川が氾濫する可能性があるという。シレ、リクウェヌ、ルンズ、リラングウェ、タンガジ、ミロレ、ムワンパジ、シレ流域のリサンジャラ、ンカテ、ルオ流域のチソンベジ、ムロザ、チサワニ、ルチェンザ、トゥチラ、リチェニャなどとなっている。
その後、災害管理局(DoDMA)は、洪水の起こりやすい地域の人々に、より安全な場所に移動するよう促している。
DoDMAは、マラウイ国防軍、マラウイ警察、マラウイ赤十字社からなる捜索救助隊をチクワワとンサンジェのロワー・シレ県に派遣している。
また、マラウイ赤十字社は、事前対策として早期警戒メッセージを発信し、「早期行動」を実行させている。
MRCSはこれらの8県にスタッフとボランティアを配置し、ラジオ広告、携帯オーディオバンの宣伝、メガホンを使ったコミュニティの啓発、戸別訪問を通じてサイクロン「ゴンベ」に関する早期警報メッセージを地域社会に伝えていく予定となっている。
このサイクロンは、2021/2022年の雨季に洪水とともに発生すると予測されており、死者と数千世帯の避難をもたらした熱帯サイクロン「アナ」に次いで、2022年2番目のサイクロンとなる予定である。