【マラウイニュース】コレラに悩まされるバラカの住民

Erratic water supply amidst cholera worries Balaka residents

2022年1月27日 | Malawi 24

バラカ県の住民は、南地区水道公社(SRWB)に対して、同県の顧客に対する水の供給が「重大な過失」であるとして、引き続き不快感を示している。

Malawi 24によると、バラカ県のSRWBの顧客は2022年の最終四半期から水の供給が止まっていたが、2023年1月には状況が悪化しているとのことで、コレラの流行がピークに達しているだけに嘆かわしいことである。

Malawi24が実施した住宅地での調査では、1週間経っても水道水が来ないと不満を漏らす住民もおり、衝撃的な体験が明らかになっている。

マジガ2のある住民は、この問題が近隣の住民に不安を与えており、多くの住民が将来どうなるのか分からないと語っている。
「特にコレラが流行している今、この状況は憂慮すべきものであり、コミュニティはコレラの発生を食い止めるために必要な衛生対策を行うよう奨励されています。私たちは、水道の水を手に入れるまでに1週間もかかっているのです。私たちの地域で唯一近くにある井戸は、水を手に入れようとする住民の数であふれかえっています。そのため、多くの人が無防備な水源から水を汲み、コレラなどの水を媒介とする病気に感染し、命を落としているのです」と話している。

同県のもう他の住民は、この状況が少女や女性にとって敵対的な環境を作り出していると非難している。

彼女は、水道局が長期的な解決策を講じることで、この県が直面している水不足が解消されるかもしれない、と提案している。
「なぜ水道局は、バラカからほんの数キロのところにあるシレ川の水を利用して、この問題を完全に解決できないのでしょうか」と、彼女は疑問を投げかけている。

委員会の広報担当者に話を聞こうとしたが、質問状への回答がないため、実現しなかった。

しかし、匿名を条件に語った内部情報筋によると、給水ポンプの故障が続き、ンサマラの地下水井戸の取水口から水をくみ上げるのに問題が生じているという。

一方、保健省のデータによると、1月26日現在、同県のコレラ累積患者数は1,694人、死亡者数は54人となっている。
同県では2022年3月2日に最初のコレラ患者を記録している。

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