【マラウイニュース】エアテルがマラウイ国内の電波塔を450億円超で売却

Airtel sells its towers in Malawi for over K45 billion

2022年3月26日 | Malawi 24

エアテル・アフリカは、マラウイにある同社のタワー723基を、独立系通信インフラ企業であるヘリオス・タワーズに5500万米ドル(約K451億)で売却した。

これらのタワーは、エアテルのパッシブ・インフラストラクチャー会社であるマラウイ・タワーズ・リミテッドの下で所有されていたが、2022年3月25日にヘリオスのウェブサイトに掲載された声明によると、同社は買収を完了しているという。
「この取引の総額は5500万米ドルで、このうち20%はオールド・ミューチュアル・インフラストラクチャー・インベストメント・トラスト・ファンドが出資し、マラウイの通信インフラ認可要件に沿った20%を現地で保有している」と、声明の一部で伝えている。

また、ヘリオス・タワーズとエアテル・アフリカは、買収した資産について12年間のサービス契約を締結しており、2300万米ドル(約K190億)の収益が見込まれるという。

ロンドンに本社を置くヘリオス・タワーズは、今後3年間で60件のビルド・トゥ・スーツが約束され、コロケーションのリースアップにより成長が見込まれると声明で述べている。

マラウイにあるエアテル・アフリカのタワー会社の売却は、昨年3月に初めて発表された。
今年2月には、両社は売却に向けて進行中であると伝えていた。

ヘリオス・タワーズは、通信用パッシブインフラの構築、所有、運用を行う独立系大手通信インフラ企業で、モバイルネットワーク事業者にサービスを提供している。

ヘリオス・タワーズは、タンザニア、コンゴ民主共和国、コンゴ・ブラザビル、ガーナ、南アフリカ共和国、セネガル、マダガスカルで通信用タワーサイトを所有・運営している。
最近の買収合意を受けて、規制当局の承認を前提に、ヘリオス・タワーズはアフリカと中東の3つの新市場で事業を確立する予定となっている。
これらの買収とコミットメントされたBTSを含めると、グループの総サイト数は10,000タワー以上から14,000タワー以上に増加する見込みとなっている。

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