‘98% of people live in areas without sewage system’
2021年2月1日 | THE NATION
水と衛生に関するアフロバロメータの調査によると、マラウイの人口の約98%が下水道のない地域に住んでいることが判明した。
2022年1月21日に発表された「水と衛生」と題する調査結果では、次のように述べられている。
「現実に基づいたアフリカ諸国政府の取り組む問題」と題されたこの調査で、マラウイは調査対象となったアフリカ34カ国中、最下位にランク付けされた。
マラウイに続いて、ギニアとニジェールがともに5%、ガンビアが8%、隣国のタンザニアが9%となっていまる。
チュニジアが73%でトップ、モロッコが72%で2位、カメルーンが67%で3位、南アフリカ共和国が66%で4位となっています。
アフロバロメーターは、下水道へのアクセス不足が、順位の低い国々が「すべての人が水と衛生設備を利用でき、持続可能な管理を確保する」という持続可能な開発目標(SDG)6番の達成に影響することを懸念している。
しかし、マラウイでは約88%の人が井戸水を利用できるなど、水の分野では良好な結果が得られていることが判明している。
この調査結果について、水と衛生の専門家は、2030年までにSDGs6を達成できない可能性があることを意味していると述べている。
「水源の機能は保証されていません。つまり、マラウイの人々は安全でない可能性のある他の水源を使用しているということです。問題は、私たちは新しい水源を設置するのは得意ですが、それを維持することができないことです」と話している。
2021年12月、国家統計局は第4回複数指標クラスター調査を開始し、国内の水源の60%が汚染されていると、清潔な水へのアクセスに課題があることを明らかにした。
世界保健機関(WHO)は、改善された水・衛生設備(トイレ)へのアクセスを改善することで、年間2万人の命を救い、2500万件の病気をなくすことができると提案している。
SDGsのターゲット6.1および6.2は、2030年までに安全な飲料水と衛生施設への普遍的かつ公平なアクセスを目指すもとなっている。